どうして割賦販売法は改正されたのか
クレジット業界を騒がせている改正貸金業法と並んで割賦販売法の改正の動きが注目されています。
この割賦販売法の改正で標的となっているのは、個品割賦と呼ばれる買い方です。
この個品割賦とはいったい何なのでしょうか。
それは、一般的には「ショッピングローン」と呼ばれる買い方のことを言います。
クレジットカードを使わないで、商品を買うたびに買う人と信販会社が契約を結ぶという方法のことです。
この個品割賦では残念ながら悪質な商売、いわゆる悪徳商法が蔓延しているため、それによって多重債務者が出ているともいわれています。
そのために、経済産業省では、割賦販売法の改正を検討し始めたのです。
新聞やテレビでも、高齢者が悪徳な業者の押し売りの被害にあったという情報は数多く取り上げられていると思います。
たとえば高級といわれている羽毛布団や、あちこち難癖つけられてする不必要なリフォームなど。
いずれも法外な金額を請求されていることをよく耳にするでしょう。
特に、一人暮らしのご老人や、ご家族と住んでいても、昼間にはお年寄りが一人でぽつんといるような華族の場合は、自宅に訪れる悪徳な業者の言うまま、言い方は悪いですが、ころりとだまされて商品を買ってしまったり、契約をしてしまったりする事例が目だっています。
その悪徳企業と手を組んでいる悪徳な信販会社がいて、そういった被害が生まれるのです。
信販会社が高額な金額でも簡単な審査だけで分割払いが可能になるように個品割賦を組むのです。
経済産業省では、こういった悪い取引がなくなるように、割賦販売法を改正しようとしているのです。
今回のこの割賦販売法改正には、こういった悪徳業者の排除のほか、たくさん買い物がされないように契約額の総量規制を行ったりしているのです。